おにはーそと!ふくはーうち!~日米の子供たちが経験するYBSの節分~

2月2日金曜日。

いつも子供たちの笑い声と笑顔でいっぱいなYBS。
でもこの日は、朝から子供たちの鳴き声、叫び声が響き渡っていました。

そして元気な「おにはーそと!!」「Go Away!!」

そう、この日はスクールの節分の日。
1歳の小さな子供たちから、小学生の子供たちまで、日本の文化「節分」を楽しみ、経験する日です。

プリスクールの小さな子供たちにとっては、大きなチャレンジの日。
本当に鬼がやってくるとは知らず、クラスでは節分のお話や、鬼のお面の制作、
「おにはーそと!ふくはーうち!」の練習など、いつものYBSらしい楽しい時間を過ごしていました。

 

でも…
鬼がクラスにやってくると、ぎゃー!!!と泣き叫んで先生に抱き着く子。
怖すぎて何もできず、部屋の隅で固まる子。
そして怖い気持ちを押し殺して、一生懸命豆をなげて鬼退治する子。
子供たちの正直な感情や表情が、たくさんあふれた時間でした。

それと同時に、子供たちの成長もたくさん見ることができました。
鬼は小さい子供たちのクラスから大きい子供たちのクラスへと、順番にやってきました。
小さい子供たちのクラスでは、初めての鬼に泣いていた子供たちがたくさん。
でもそんな経験も子供たちを強く成長させてくれます。
そして月齢の大きいクラスでは、去年は号泣していた子が鬼に向かって立ち向かっていく姿が見られました。
大きくなるにつれ、節分の意味をちゃんと理解し、
「怖くても鬼をやつけなきゃ!」という勇敢な子供たちがたくさんいました。

節分はほかのイベントとはちょっと違い、子供たちにとっては怖い経験。
でも「1年の邪気を払う」というとても大きな意味のある行事です。
(昔使われていた旧暦では、節分は大みそかにあたる、1年の中で最も大切な節目だったようです。)
そんな大切な伝統を、日本人の子供たちもとアメリカ人の子どもたちが一緒に経験することは、
YBSにとってとても大切なこと。

お友達と一緒に怖い思いをしたり、怖さをやつけることにチャレンジしたり、鬼が去って一緒にほっとしたり。
一緒に文化を経験することは、一緒に気持ちを共有し、一緒に成長することへとつなげてくれます。

そしてYBS小学校の子供たちは、
この日、YBSアフタースクールに通う日本人の子供たちと一緒に節分を経験しました。
久しぶりに会う日本人のお友達。
お互いに名前を憶えている子、顔を覚えている子、
1番最初にあった緊張感や壁は全くなく、自然に一緒にいる空気ができていました。

そしてさすが小学生。鬼なんかまったく怖くありません!
日米混合のチームを作り、子供たちは鬼のディフェンスをうまくよけながら玉入れゲームを行いました。
久しぶりの再会でも、日米の子供たちがチームとして協力する姿は、やっぱりYBSならではの光景。
そのあとの豆まきでは、鬼や福笑いからたくさんの豆をもらい、とても満足げな子供たちでした。

YBSのグローバル教育。
グローバル教育と聞くと、英語を学ぶ、世界のことを学ぶ、という印象があるかもしれません。
確かにそれもグローバル教育の一つ。
でも「自分のまわりを知ること」も私たちが大切にしていることの一つ。
自分たちの言語、自分たちが住んでいる町、自分たちの文化をまず知り、大切にすること。
そしてそこからたくさんのことを学ぶこと。
そしてその文化や言葉を共有し、一緒に経験し、学ぶことが、子供たちの視野や価値観を広げてくれます。
これは日米の子供たちやファミリー、スタッフ、そして文化や言語や混ざっている環境だからこそできるYBSの世界です。

 

この日子供たちが一緒に勇気を振り絞って退治してくれた鬼。
今年もYBS、そしてYBS Familyの皆さんに、たくさんの福が訪れますように!!

「おにはーそと!ふくはーうち!」

Aya この記事を書いた人

Aya

英語と日本語のバイリンガルで、子どもたちの成長をあたたかく見守るYBSのブランディングマネージャー。 バイリンガルの環境で、バックグラウンドの異なる子どもたちの最高の笑顔を引き出すのは、彼女のこのあたたかい人間性あってこそ。 地域、子ども、保護者、違いを認めて励まし合う、笑い合う。そんな世界を今日も作る!