伝えたい!が創るコミュニケーションの時間~アフタースクール、日米の子どもたちのワンシーン~

8月も残りあと少し…早いもので、小学生たちの夏休みももう終わりです。
夏休み中、普段アフタースクールに来ている子供たちは朝から1日を一緒に過ごしてきました。

一緒に朝の会をし、一緒に勉強をし、一緒にお弁当を食べ、一緒に公園に行き、一緒にレッスンやアクティビティをし…学びと経験と共に、毎日元気いっぱいなアフタースクールでした。

普段、英語や日本語を間違うことを恥ずかしがったり、自信がなかったり、
英語を話すことに照れてしまって、日本人とアメリカ人の子供たちが中々コミュニケーションを
積極的に取ろうとしないことが多い小学生。
年齢が大きい小学生だからこそ、その壁を壊すのには時間がかかることもあります。

 

そんなアフタースクールでみたYBSならではのある光景。
 

夏休み中のある日。
いつものようにお弁当の時間がスタートしました。

日本人は日本語で、アメリカ人は英語で楽しい会話をしながらのランチタイム。

 

ランチタイムが進むと、食べ終わる子が何人か出てきました。

すると、これまで見たことがないような光景がアフタースクールに拡がっていました。

 

「これ、ちょーだい!」と日本人に声をかけるアメリカ人。

「You have this」とアメリカ人に声をかける日本人。

 

子供たちが大好きなおやつ交換の時間が始まっていました。

子供たちが自然に始めたおやつ交換が、アフタースクールのランチ後の習慣になっていたようです。

 

「これだめ?」

「No, mine!]

 

「もういっこちょうだい!」

「Change this!」

 

アメリカ人の子供たちは、友達に、何がほしいかを伝えるのに必死で日本語を話します。

日本人の子供たちは、日本語で話しかけられたのに、どうしても伝えたい!と英語で答えます。

そこにある会話は決して完璧ではない…。

でも相手に伝えたい!!という気持ちが、日本人の子に英語を話させ、

アメリカ人の子に日本語を話させていました。

 

きっかけはおやつ一つ。

そのおやつをどうやってもらうか、どうやってあげるか、どう交渉するか…。

相手を見て、どの言葉なら相手に一番届くのかを、この子たちの頭の中で考え、
言葉にしているように見えました。

普段は積極的に関わろうとしない彼らのそんな姿をみて、
この子たちの中で英語、日本語がしっかりコミュニケーションの手段になっている!
そう思った瞬間でした。

 

習っている第2言語を使ってのコミュニケーションは簡単なものではありません。
自分が言いたいことを伝えられるようになるまで、時間がかかることもあります。
特に小学生以上になると、いろいろな感情が邪魔をして、
なかなか一歩を踏み出せないこともあります。
でも、この子たちは少しずつ、確実に言葉を吸収し、
伝えたい!という気持ちが一歩踏み出す勇気を後押ししてコミュニケーションにつながっている!
…そんなことを思わせる光景でした。

 

小さなきっかけが、大きな繋がりを生み出すこと。
一つの勇気が、大きなに成長につながること。
 

そんな想いを大切に、アフタースクールをはじめ、
YBSの子供たちの成長の場をこれからも創っていきたいと思います。

Aya この記事を書いた人

Aya

英語と日本語のバイリンガルで、子どもたちの成長をあたたかく見守るYBSのブランディングマネージャー。 バイリンガルの環境で、バックグラウンドの異なる子どもたちの最高の笑顔を引き出すのは、彼女のこのあたたかい人間性あってこそ。 地域、子ども、保護者、違いを認めて励まし合う、笑い合う。そんな世界を今日も作る!