先生たちの挑戦~言葉の壁を越えて創る新しいクラス~

新しいクラスの始まり

 

ゴールデンウィーク中にクラスルームのリノベーションが行われたYBS。

リノベーションが終わり、新しいクラスと担任で5月をスタートした。

YBSでは、日本人の子供たちとアメリカ人の子ともたちが同じ環境で英語と日本語を学んでいる。
レッスン時間以外でも英語と日本語に触れられたり、コミュニケーションを楽しめるよう、
それぞれのクラスには日本人とアメリカ人の先生がいる。

2人が一緒にクラスの流れを作り、レッスンを考え、リードし、
創っていくのがYBSプリスクールクラスの新しいスタイル。

ゴールデンウィーク明け、新しいペアでクラスをスタートさせるにあたり、
先生たちがクラスのゴールについて話し合った。

 

YBSには英語が話せる日本人スタッフもいるが、得意でないスタッフもいる。また、日本語がほとんどわからない外国人スタッフ、バイリンガルのスタッフもいる。

クラスを運営していくうえで担任の先生同士のコミュニケーションはすごく重要なもの。

2人が同じ方向を向いていないとクラスがバラバラになってしまうし、
子供たちにとっていい方向にクラスが動いていかない。

2人の気持ちと意思がクラスを創っていく。

YBSには4つのクラスがあるが、英語や日本語で先生同士がコミュニケーションをとれるクラスもある中、コミュニケーションが難しいクラスもある。

 

2人の先生の挑戦

龍馬クラスの2人の先生。

2人の間には大きな言葉の壁がある。

日本語がわからない先生と、英語があまりわからない先生。

2人が話し合いをする際、通訳を入れて話し合いをしていく簡単な手段もあった。

確かに通訳を入れれば、相手が何を伝えているのかしっかり押させることができる。

でも、それが今の二人に必要なものなのか…

これから一緒にクラスを創り上げていく2人に必要なのは、通訳ではなく、
一緒に頑張って乗り越え、創っていこう!という気持ち。

そう思い、2人の話し合いを見守っていた。

 

話し合いのテーマは、「クラスのゴールとそれに対するアクション」。

はじめはどこかもどかしく、なかなかお互いを見て話し合おうとしない二人。

でも、話し合わなきゃ何も生まれないし前に進めない。

日本人の先生は、わかる英語を一生懸命使いながら日本語で自分の想いを話す。

アメリカ人の先生はすべて英語で想いを話す。

 

一見はたから見ると全くコミュニケーションの取れていない2人。

本人たちも不安そうな顔をしていた。

でも、2人が取ったメモを見てみると、

日本語と英語で書かれていた内容は、同じ方向を向いていた。

言葉の壁が高かった2人の間が、一気に近くなった瞬間だった。

 

これが二人が出した答え。

「みんなのつながりが強いクラス。

 Untied strongly.

 そんなクラスを作るために、まずは私たち担任がコミュニケーションをたくさんとって

 行く。それを子供たちに見せれば、子供たちの意識も変わるはず…そしてそんなクラス

 を保護者が見れば、保護者もつながってくれるはず…」

 

2人で創っていくクラスは、きっと強くなる。

言葉がうまく通じなくても、気持ちは一緒。

 

次の日、2人クラスのレッスンを見てみた。

数字のレッスンをバイリンガルで行っていた。

2人が一緒になって創るレッスンは、明るく、元気いっぱいだった。

 

言葉を越えた想いが創るそれぞれのクラス

龍馬クラスだけでなく、それぞれのクラス担任は自分のクラスにたくさんの想いを
詰め込んでいる。

「感謝と人を思いやる気持ちであふれるクラスにしたい」
「どんなに小さな成長でも、大切に、ほめてあげたい」
「日米の子どもたちが一つになれるクラスにしたい」

日本人とアメリカ人の先生が共に創るクラスは、たくさんのアイディアと可能性で溢れている。
YBSのクラスは、子供たちがたくさん考え、経験し、成長できる場所。

数日後、数週間後、そして数か月後…

YBSプリスクールのそれぞれのクラスの成長が楽しみだ。

Aya この記事を書いた人

Aya

英語と日本語のバイリンガルで、子どもたちの成長をあたたかく見守るYBSのブランディングマネージャー。 バイリンガルの環境で、バックグラウンドの異なる子どもたちの最高の笑顔を引き出すのは、彼女のこのあたたかい人間性あってこそ。 地域、子ども、保護者、違いを認めて励まし合う、笑い合う。そんな世界を今日も作る!